2008年03月29日

●心の痛む

悲しい事故です。



27日午後11時10分ごろ、大阪市東住吉区矢田の大和川河川敷で、市職員小川浩一さん(41)の長男で市立矢田小学校6年の成樹君(12)が土中に全身が埋まった状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。成樹君は約1週間前から河川敷の斜面に友人らと穴を掘り、「秘密基地」と呼んでいた。死因は土の崩落による窒息死。28日、この穴周辺の土を友人らが踏み、一部が崩落していたことが判明。府警は成樹君の死との関連を慎重に調べている。

 調べによると、成樹君は河川敷の斜面に掘られた穴の入り口付近でうつぶせに倒れた状態で、土中に全身が埋まっていた。穴の入り口は縦70センチ、横が170センチ。体の上に約80センチの厚さで土がかかり、目立った外傷はなかった。穴の中からは成樹君のバッグと上着が見つかり、そばにはスコップ3本が置かれていた。

 成樹君は、小学4年の弟(10)や友人とこの穴を「秘密基地」と呼び、約1週間前から掘って遊んでいた。成樹君が見つかった大きめの穴と小さめの穴があり、子どもが通り抜けできるトンネルでつながっていた。

 27日は午前9時ごろから弟と穴を掘り、弟は同10時ごろにいったん帰宅。数十分後、河川敷に戻ると成樹君の姿が見えなくなっていたという。夜になって、祖母が「子供が帰ってこない」と110番。大阪府警東住吉署が土の中から成樹君を発見した。死亡推定時刻は午前11時ごろ。

 その後の調べで午前10時50分ごろ、友人ら4人が「秘密基地」の斜面で、天井部分の固さを確かめるため、土を強く踏んでいたことが分かった。うち1人は脚がひざまで地面に入ったという。成樹君の発見時、入り口は土砂で覆われトンネルは踏みつぶされていた。

 司法解剖で、死因は、土の崩落による胸部圧迫や鼻孔閉塞(へいそく)で窒息死したと判明。穴の土は軟らかく崩れやすかったという。現場周辺では以前から穴が掘られていたが、掘り進められた穴が土の崩落などで埋まったこともあった。河川敷を管理する国土交通省大和川河川事務所は「27日に通行人から『穴を掘っている』との情報があったが、穴は見当たらなかった。もしあればバリケードを作ったり埋めたりしていた」と話している。

 近所の住民は、斜面の土が崩れやすいため子どもたちだけで遊ばないよう注意していたという。主婦(53)は「20日ごろ、子どもが3人くらいで穴を掘っているのを見たのが最初。穴は日に日に大きくなり、子どもたちも増えたので危ないと思っていた」と話した。

 成樹君の父浩一さんは「最近、河原で秘密基地をつくっている話は聞いていたが、川は危ないので遊びに行くなと、注意はしていた」とコメントした。

 [2008年3月29日9時28分 紙面から]

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2008年03月26日

●それでも

それでもパニックに陥るんでしょうか?



 ガソリン代の値下げが現実味を帯びてきた。今月末で期限が切れるガソリン税の暫定税率維持などを盛り込んだ税制改正法案の年度内成立をめぐり25日、開かれた与野党協議は平行線をたどった。歩み寄りがなければ、4月1日から実質的に値下がりする。ガソリンスタンドは買い控え客の殺到を警戒。国会では、離島の代表者が本土より割高なガソリン代に反対の声を上げた。値下げへのカウントダウンが始まり、ガソリンをめぐる混乱は日一日と拡大しそうだ。

  与野党6党は25日、国会対策委員長会談で、ガソリン税の暫定税率維持などを盛り込む税制改正法案の取り扱いを協議したが、結論は出なかった。民主党は大きな状況変化がない限り、税制改正法案や、民主党の対案を年度内採決しない方針。法案の年度内成立は極めて難しく、ガソリン値下げは避けられない見通しだ。

 民主党のパフォーマンスだった「ガソリン値下げ」が現実になる中、ガソリンスタンドなどでつくる全国石油商業組合連合会は、暫定税率が切れてもガソリンの小売価格がすぐ下がるわけではないと説明するポスターの文案を作った。在庫を抱えるスタンドはすぐ値下げに踏み切れない事情があるが、消費者は、既に値下げを見越した買い控えの状態。業界では、こうした事情を知らずに4月1日から値引きを求める客とスタンドでトラブルが起きることを警戒している。

 各スタンドは、税金が下がる4月以降、仕入れを増やす構えだが、増産や配送の能力には限界があり、元売り関係者は「一斉に注文が来ても要望には応えられない」。値下げになっても、今度は品切れで混乱する可能性も指摘されている。

 ガソリン税に注目が集まる中、輸送費などコスト上乗せによる割高なガソリン代に抗議する全国の離島の代表者が、国会でガソリン税の減免や撤廃を訴えた。東京都の小笠原母島は、1リットル当たり273円と、都内(約148円)の約2倍。官邸前を訪れた神津島の代表者は「同じ東京なのに神津島は225円。助けてください」と福田康夫首相(71)に切実に訴えた。

 ガソリン税で、政府はもはや機能不全の状態。このまま4月1日を迎えれば、現場の混乱がさらに政府不信に拍車をかけそうだ。

 [2008年3月26日7時17分 紙面から]

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2008年03月25日

●感情は

感情はあるんだと思いますね。
ただ、コントロールが出来ていないというか・・・・・。

「 茨城県土浦市の8人殺傷事件で、逮捕容疑となった三浦芳一さん(72)殺害の疑いで25日、送検された金川真大容疑者(24)。三浦さん殺害後、変装のために刈ったという丸刈り頭で、警察官4人に囲まれて報道陣の前に姿を見せ、表情を変えずに移送車に乗り込んだ。

 午前7時半ごろ、中背で細身の金川容疑者は、黒地で胸元が白いジャージー姿で土浦署2階から外階段に出た。眼鏡をかけ、車に乗る前に1度だけ左右の様子を見回した以外は、まっすぐ前を向いたまま。詰め掛けた記者ら約60人に気を取られた様子はない。時折、舌を少し出して唇でかんだ。

 県警によると、金川容疑者は食事をきちんと取り、取り調べには淡々と応じている。ある捜査幹部は「あまり笑ったりしないし、感情がないような気がする」と印象を話した」


2008年03月24日

●防ぐことは

防ぐことは出来なかったのでしょうか?

悔やまれる結果になってしまいました。



茨城県土浦市のJR荒川沖駅で23日午前11時ごろ、両手に包丁とサバイバルナイフを持った男が次々と男女8人に切り付け、逃走した。男性1人が死亡、男女2人が重体。ほかの5人は命に別条はないという。茨城県警土浦署は近くの交番に出向いた男を確保。男は19日に発生した同市の三浦芳一さん(72)の殺人容疑で21日に指名手配していた同市の無職金川真大容疑者(24)で、三浦さん殺害容疑で逮捕された。現場は住宅街の中の駅から駅前のスーパーまでの約120メートルの間で、真昼の凶行に住民らは騒然となった。

 ニット帽をかぶり、両手に包丁とサバイバルナイフを持った男は、大声を上げ、改札前から8人に次々と切り付けながら約120メートルを駆け抜けた。目撃者によると、当時、駅2階部分の改札前には約20人の乗降客がいたが、券売機前で左首を切り付けられた男性を皮切りに、約1メートル間隔で男性、女性、男性、男性の5人を切り付けるなどし、そのまま東口への連絡通路に向かったという。連絡通路ではさらに女性1人が襲われた。改札前から通路には直径50センチ以上の血だまりや、血がついた運動靴の赤い足跡が駆け抜けたように1メートルおきに続いていた。

 さらに、金川容疑者は通路がつながっている駅の東口のスーパー「さんぱる長崎屋」方向へ。玄関前で男性数人に切り付けたという。スーパー前で切り付けられた阿見町の山上高弘さん(27)が死亡したほか、15歳の高校1年の男子生徒から62歳の会社員女性まで計8人が死傷した。負傷者の中には、土浦署の男性巡査(29)が含まれていた。

 金川容疑者はその後、スーパーのある東口とは反対側の駅西口から約200メートルの交番の不在電話を使い「わたしが犯人です」と土浦署に連絡。駆け付けた署員に取り押さえられた。調べに対し「誰でもよかった。人を殺したかった」と話しているという。犯行に使われた文化包丁は全長30センチ、サバイバルナイフは同33センチだった。

 金川容疑者は19日午前9時20分ごろ、市内の三浦さん宅玄関先で三浦さんの首に刃物で切り付け、殺害した殺人容疑で21日に全国に指名手配されていた。同署では駅周辺を巡回するなど170人態勢で同容疑者の行方を追っており、前日には110番で「早く捕まえてごらん」などと警察を挑発する電話が金川容疑者からかかっていた。23日にも駅周辺で同容疑者の携帯電話の発信が確認され、捜査員8人が駅周辺で警戒していたという。

 県警の石井孝刑事部長は記者会見で「2次犯罪阻止のためにやってきたが、死傷者を出し極めて残念」と述べた。それでも「大失態と言えば大失態だ」と渋々ミスを認める捜査幹部も。第2の事件を防げなかった警察に批判の声が上がっている。

 金川容疑者の弟(17)の友人男性(17)は「おとなしい感じの人で、人殺しをするような人じゃないのに」と驚いた様子で話した。金川容疑者が指名手配されたことを受け、友人らは自首を勧めようと22日夜に金川容疑者宅周辺を約10人で車5台に分乗して探し回った。午後11時ごろ、容疑者宅近くで金川容疑者に似た男を発見。「金川」と声をかけると「ものすごい速さで突然走って逃げ出した」という。